渋谷にある大型LEDモニターは何種類?駅前や都市部にデジタルサイネージを設置するメリットとは

東京都内の中でも賑やかな渋谷では、大型LEDモニターが複数導入されています。同じLEDモニターでも、よく見るとそれぞれ違いがあることをご存じでしょうか。今回はこれらの特徴や設置をするメリットなどを紹介していきます。

目次

渋谷の大型LEDモニターは全部で5つ

渋谷は平日でも多くの人で賑わっている場所として知られています。地域住民はもちろん観光客も集まるお出かけスポットであり、街を歩いていると大型LEDモニターを見かけることも多いです。渋谷には5つのLEDモニターが設置されているのですが、これらにはどのような特徴があるのでしょうか。

渋谷駅前ビジョン

有名な渋谷スクランブル交差点近くにあるビルに設置されています。非常に大きな大型LEDモニターで、横21.6m×縦16.32mというダイナミックな設計が特徴です。朝の9時から24時まで、プロモーションをはじめとした動画が配信されています。

渋谷駅前ビジョンはただ大きいだけではなく、やや丸みのあるアーチ形に設計されているのが特徴です。画面の前に立っている人だけではなく、やや画面に向かって側面に立っている人も画面が見やすくなっています。スクランブル交差点で信号待ちをしている人も、側面から大型LEDビジョンを見て情報を得ることが可能です。

渋谷スクランブルスクエアビジョン

人気商業施設である渋谷スクエアに設置された大型LEDビジョンです。こちらは渋谷スクエアの壁面2箇所に、直接画面を導入しています。一般的なLEDビジョンは四角い形をしていますが、こちらは逆三角形のような形をしているのが特徴です。通常とは異なる形状と言う差別化がなされており、配信コンテンツによっては個性をアピールできるでしょう。

渋谷スクエアは駅に直結しているという利点があります。駅を利用する人は、こちらのビジョンを見かける機会が非常に多いため、幅広い年代層にリーチ可能です。

Q’S EYE

Q’S EYEも渋谷駅前ビジョン同様に、渋谷スクランブル交差点付近に設置されています。こちらはランドマーク施設に導入されており、メインビジョンだけではなくバナービジョンによる配信も可能です。現在ではハチ公前付近で代表的な大型LEDビジョンとして親しまれており、日々さまざまなCMやプロモーションなどが配信されています。

歩行者の視線を集めやすい、HD画質に対応など、独自の利点を持っている大型LEDビジョンです。スクランブル交差点は1日に30万人以上が通ると言われているため、訴求力が高いと言えるでしょう。

109フォーラムビジョン

渋谷には1979年にオープンしたファッションビルである109がありますが、現在はここに109フォーラムビジョンが設置されています。109はハチ公前広場にあり、なんとたった1週間で145万人もの人々が集まると言われているため、優れた訴求効果をもたらしていると言えるでしょう。しかも電車内からもビジョンがはっきり見えるため、広場付近からやや遠い場所へもリーチ可能です。

ハチ公広場前には4媒体用意されているため、同時に同じ動画を流すことも可能です。シンクロ放映ができる、電車内の人へもアピールできるという点は、109フォーラムビジョンの強みと言っても過言ではありません。

グリコビジョン

ハチ公前広場、または渋谷西武A館近くに設置されています。ビルの2階に大画面が導入されており、パネル全体は赤い壁面で囲まれているのが特徴です。

グリコビジョンと言う名前の通り、グリコのイメージカラーである赤が印象的な大型LEDビジョンに仕上がっています。可愛らしい見た目と、下からでも見やすい高さは、グリコビジョンの魅力です。

DHC Channel

DHC Channelもスクランブル交差点付近に設置されており、歩行者からの視線を集めやすくなっています。主に道玄坂方面へ歩いていると、自然と目に止まる場所に設置されている大型LEDビジョンです。

上述したシンクロ放映にも対応しており、必要に応じて同じコンテンツを4媒体で同時配信することもできます。WEB中継にも対応しており、SNSでも度々注目されることがあります。

大型LEDビジョン設置と他媒体との差別化

ただ大型LEDビジョンを導入しただけでは、集客効果や売上高アップなどの効果は見込めません。なぜなら市街地には、上述したようにさまざまなLEDビジョンが既に導入されており、適当に設置しても顧客の興味関心を刺激できないからです。設置をすることで効果を発揮するためには、多媒体との差別化を図る必要があります。

周りに多数の媒体があったとしても、その中で視線を集められる大型LEDビジョンになれば、十分な効果をもたらしてくれるでしょう。以下では差別化の具体的な方法を解説しているので、参考にしてみてください。

映像だけではなく音で宣伝効果を得る

大型LEDビジョンを使って顧客からの注目を集めるためには、音で宣伝効果を得ることを意識しましょう。たとえば商品のCMが流れていたとき、素晴らしい映像を流していたとしても、画面を見ていない顧客には良さが伝わりません。

しかし音と組み合わせることで、画面を見ていない人にも商品をアピールできます。音があればより自然な形で情報を伝えられるため、宣伝効果が高くなるのが魅力です。映像や画像だけでは伝えきれない情報も、音を使えば簡単に配信できるでしょう。

3Dビジョンのように立体の映像を使用する

近年では立体映像が映し出されているサイネージが、ニュース・SNSなどで度々話題になっています。普段は大型LEDビジョンに興味を示さない顧客も、動く立体映像には思わず視線を移してしまうでしょう。

立体映像のデジタルサイネージは、日本人にとって物珍しさを感じさせるため、差別化にはぴったりの方法です。他の媒体とは全く異なる特徴を作れば、認知度が向上していきます。

季節や時間帯ごとに広告内容を変更

季節や時間帯など、環境に応じてフレキシブル広告を変更することも大切です。常に同じ動画や画像などを流しているだけでは、顧客は観飽きてしまいます。何度も同じ情報を配信しても興味を持ってもらえないため、定期的に変更しましょう。

季節の変化に合わせて新商品のプロモーションを配信し、朝・昼・夜に応じて店内の飲食メニューを表示するなど、デジタルサイネージはさまざまな工夫ができます。用途に応じてカスタマイズできるシステムを活用して、顧客にコンテンツを配信することが重要です。

駅前や都心部のオブジェとしてLEDビジョンを導入

渋谷に設置されている大型LEDビジョンを紹介しましたが、これらは都心部のオブジェとして成り立っていることが分かります。数多くのビルや商業施設がある街中でも大型LEDビジョンの存在が際立っており、まるでその都市のシンボルのような存在として感じられるのです。

LEDビジョンを導入する際には、オブジェとして成り立つような形を意識しましょう。たとえばひときわ目立ちやすい場所である、導入すると町全体の雰囲気が変わるなど、何かしらの変化を感じられる場所がおすすめです。街中に大型LEDビジョンが溶け込んでオブジェのように扱われるようになれば、さまざまなシーンで注目を集められるようになります。

大型LEDビジョン設置ならJVNへ

大型LEDビジョンは渋谷区に幅広く設置されていますが、いずれも異なる特徴があります。いずれも都内の中でも有名な大型LEDビジョンですが、導入するうえでは差別化を意識することが大切です。

JVNでは大型LEDビジョン設置に関する相談を受け付けています。もちろん他媒体との差別化も相談可能です。お気軽にお問い合わせください。

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