デジタルサイネージにはさまざまな形状があることをご存じですか?従来の長方形型をはじめ、近年ではキューブ型のLEDビジョンも国内で増加傾向にあります。
では、キューブ型のLEDビジョンとはどのようなものなのでしょうか?今回はデジタルサイネージ導入にあたって押さえておきたいキューブ型のLEDビジョンについてご紹介します。
キューブ型LEDビジョンとは?
長方形がポピュラーなデジタルサイネージですが、4面や5面のキューブ型のデジタルサイネージも注目を集めています。ここではキューブ型LEDビジョンの特徴について4つご紹介します。
立体的な表現が可能
キューブ型LEDビジョンは、多くの人の視界に入りやすいデザイン性です。駅や店舗などに設置すればどのような空間でも思わず目を引くため、広告や情報の提供・配信、また自社製品の訴求も浸透しやすくなります。
デザイン性も注目を浴びやすいうえに、多様な演出や表現が可能になることから、より印象に残る訴求や情報配信が実現すると考えられています。
イベントや店内の空間演出に
キューブ型LEDビジョンは、情報配信や広告のみに使われるわけではありません。たとえば、ライブやコンサートはもちろん、美術館や大型複業施設などのイベントにも活用可能です。
キューブ型のデザインから放たれる独特な演出は、記憶と心に残る演出などにも活用できます。
柔軟な組み合わせでオリジナリティに対応できる
キューブ型LEDビジョンは、ひとつの活用でも十分な演出や情報配信が可能ですが、複数組み合わせればよりオリジナリティあふれる演出や訴求、情報配信が可能になります。
さまざまな空間に組み合わせてキューブ型LEDビジョンを設置すれば、より独創的な演出や訴求につなげられます。使い方に制限はありません。キューブ型という特徴を活かして、横や縦につなげたり重ねたりするほか、吊り下げたり掲げたりすることも可能です。
メンテナンスは意外と簡単!
キューブ型LEDビジョンのモジュールは、メンテナンスが非常に簡単といった特徴もあります。マグネットタイプで簡単に取り付けられる仕様であることから、気軽に導入できます。
また、フロントとリア両方からアクセス可能なので、多様な演出を自由自在に操ることもできます。配線部分は密封されているので、演出に不要なものが見えないのも安心です。完全防水IP65を実現していることから、噴水まわりや水を使ったイベント演出にも活用可能です。
キューブ型LEDビジョンの活用事例
キューブ型LEDビジョンは多彩な演出・設置が可能なことから、国内でもさまざまなシーンで活用されています。
ここでは活用事例として見かけることの多い2つについてご紹介します。
設置場所が狭い店舗の看板
1つ目の活用事例は設置場所が狭い店舗の看板です。スペースが限られていることから、従来の広告やポスターでは掲載情報に限界がありました。
しかし、キューブ型LEDビジョンを導入することで場所を選ばずにさまざまな情報や広告が配信できます。壁にかけるモニター画面のようにスペースを取らないことから、ショーウィンドウのように狭い場所であっても設置可能です。
海外では世界的飲料メーカーがニューヨークのビル一面に1,760個の可動式ディスプレイを使った広告塔を作成しました。広告塔の高さは6階建てのビルに相当し、プログラム操作によって多彩な演出を配信しています。
日本でも有名アパレルメーカーが都心にオープンした新店舗において、キューブ型LEDディスプレイの活用事例があります。お店そのものの特徴や魅力を映像や音楽などで配信するだけでなく、ブランドの存在感をより鮮明にアピールできるように、ロゴや各表示面を移動するようなコンテンツも導入しています。
イベントの空間演出
2つ目はイベントの空間演出です。国内では展示会やライブ、コンサートなどを中心にさまざまなシーンでキューブ型LEDビジョンが取り入れられています。
簡単な取り付け方法で場所を問わずに設置できることから、重ねたり複数をあらゆる形に組み立てたり、または吊り下げたり大型ディスプレイと連携したりしながら色鮮やかな空間演出に活用できます。
オープンスペースや博物館のほか、プラネタリウムやホテルのロビーなどにも気軽に導入できるほか、より目立たせたい場合は大型の設置も可能です。
JVNのキューブ型LEDビジョンを紹介
キューブ型LEDビジョンの特徴や活用事例についてご紹介しましたが、具体的にどのようなものが展開されているのか気になる方も多いのではないでしょうか。
ここではJVN(株式会社日本ビジョンネットワーク)が取り扱うキューブ型LEDビジョンについて3つご紹介します。
JEI-CRB:立体型(キューブ型) LEDビジョン
当社で取り扱う製品の1つ目はJEI-CRBです。JEI-CRBは屋内向けLEDビジョンで、これまで某テレビ局のスタジオで使用されたり、ニュースに取り上げられたりしたことがあります。3次元の立方体デザインで、組み立てて使えばより立体的な映像や情報を独創的な演出で配信できます。
立方体の構築物はあらゆる方向からでも映像を独立して再生可能です。幅広い水平視野角と垂直視野角によって、どの場所からでも美しく鮮やかな画質を演出することが可能です。
JEO-CRB:立体型(キューブ型) LEDビジョン
2つ目の製品はJEO-CRBです。こちらは5枚のパネルで構成された屋内外兼用のLEDビジョンです。全方向へ映像を映し出すことが可能なので、店舗の看板や商品案内のほか、場所を選ばずに高画質・独創的な演出を取り入れたい方におすすめの製品です。
JEI-CRB同様、フロントからモジュール交換が可能であるため、どなたでも簡単にメンテナンスできます。専用工具を使えば、パネル同士を組み立てた状態でも正面からモジュールの取り外しが可能です。
JEO-MXF:最軽量屋外LEDフロアビジョン
3つ目の製品はJEO-MXFです。こちらはキューブ型ではないものの、キューブ型LEDビジョンと組み合わせて使用することで、広範囲にわたって色彩豊かな演出が実現可能なLEDビジョンです。
ライブやコンサートなどのイベントのほか、美術館や博物館などでの独創的な演出にも使用可能です。階段や結婚式場、アトラクションに活用すれば、ひと味違った新たな世界を演出します。
なお、JEO-MXFは車が踏みつけても割れないほど優れた耐久力があります。車両展示会などで壁掛けLEDビジョンとフロアビジョンで組み合わせれば、より壮大な空間演出も実現可能です。
キューブ型LEDビジョンはJVNにお任せください!
国内でも活用されつつあるキューブ型LEDビジョンは、従来のデジタルサイネージとは違い、ユーザーひとりひとりの組み合わせから創造性あふれる演出が可能です。場所を問わず設置できるため、店舗の看板などに限らずハイクオリティかつ独創的なイベント演出など幅広く活用できます。
独創的、かつオリジナリティあふれる情報配信・映像配信を検討中の方は、株式会社日本ビジョンネットワークの製品を試してみてはいかがでしょうか。